行政書士試験法律科目学習マニュアル

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3. 行政書士試験法律科目学習マニュアル (4) 理解と記憶のセルフチェック方法

 3.(3)Dの(ア)〜(カ)に焦点を絞り復習を繰り返し行う。実際のやり方は以下のとおりである。


@ 復習と進行を同時に行う

 まず、約1時間、CD・DVDを視聴して教材を加工する。一日目はこれで終わりである。

 翌日は前日の講義中に加工したテキストを使って復習の仕方に従って復習を行う。このときにセルフ問題集も作っておく。 復習とセルフ問題集の作成が終わってから次の1時間の講義を視聴する。二日目はこれで終わりである。

 二日目以降はこれを繰り返す。講義1時間はあくまで目安なので、区切りのつくところで止めた方がよい。もし、 後が長引きそうであれば1時間以内に止めてもよい。 区切りの悪いところ(例えば、章や節の途中)で講義を終えた場合は体系的理解が困難になるからである。

 これだけでも、1日の学習時間は約2時間になるが、時間に余裕がある場合は科目を先に進めるのではなく他の教科を勉強する。 理由は次のAを見てほしい。



A 深追いはしない・サボらない

 復習のポイントはわざと1日あけるところにある。なぜなら、復習とは記憶の喚起方法を訓練することにほかならないからである。 講義を聴き終わってすぐに復習しても復習の効果としてはあまり高くない。(もちろん、翌日も復習を行うのであれば、 効果はより高まる。)わざと少し忘れさせたぐらいの時期に記憶を一度喚起し、忘れている部分を意識し、 何をきっかけにすれば思い出しやすいかも考えながら復習を行う。

 何時間も講義がすすみ、科目全体の1/3ぐらい(科目の分量によって調節するとよい。) すすんだぐらいで講義を先に進めるのを中止し、はじめから1/3ぐらいまでをもう一度復習する。(二回目の復習である。) この復習の際にセルフ問題集を使う。二回目の復習はセルフ問題集だけを見て定義等を完全に記憶していることが確認できれば、 テキストは見ずにどんどん先に進む。もちろん、自信がない「問」はテキストを確認して、記憶を確実にしていく。

 二回目の復習は全部(1/3)を1日で済ませてもかまわないし、何日かにわたってもかまわない。 この復習が終了したら、1/3のところから再スタートする。1時間の視聴、その復習とセルフ問題集の作成、次の1時間の視聴、 その繰り返しである。そして、2/3まですすんだら、1/3から2/3までの二回目の復習を行う。 2/3から3/3までも同様に行う。最後まで終わったら全体の総復習を行う。

 つまり、すべての範囲において講義は一回だけ視聴し、復習は3回行うことになる。



B 市販の問題集の使い方

 基本事項に自信がつき始めたら、市販の問題集(教材に付属の問題集でも可)の学習済みの部分を解いてみる。 もし、自信がないようであれば自信がつくまで基本事項の復習を繰り返し行う。 自信がないのは記憶があいまいだからである。きちんと復習をして記憶しておけば、 自然と力試しに問題集を解きたくなる。

 市販の問題集を解くときに注意することは、問題は基本がそのまま問われることもあるけれども、その応用も問われるということである。 未知の問題に出合ったときでも問題の答えを知識として覚えようとするのではなく、 テキストで覚えた事項のどの部分をどのように応用すれば答えが出せるのかを考え、 その部分を確認しながら解かなければならない。応用問題が解けて初めて、 その範囲を理解していることになる。

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